図書館学の五法則
{S.R.ランガナータン}
- 第1法則:図書は利用するためにある
- 第2法則:すべての人に、図書を
- 第3法則:すべての図書に、読者を
- 第4法則:利用者の時間を大切に
- 第5法則:図書館は成長する組織である
(今まど子 訳)
ランガナータン(Shiyali Ramamrita Ranganathan、1892~1972、インド)
【図書館学五法則】
ランガナータンが1931年に出した著書。
その中で、図書館の基本的目標を5か条の法則として簡単な言葉で言い表したもの。
第2版が1957年に出された。
図書館の自由に関する宣言
1954年:全国図書館大会採取択 1979年:日本図書館教会総会改訂
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。
(中略)
この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。
- 第1:図書館は資料収集の自由を有する
- 第2:図書館は資料提供の自由を有する
- 第3:図書館は利用者の秘密を守る
- 第4:図書館はすべての検閲に反対する
- 第5:図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る